製品購入ガイド
本記事では、Sony Airpeak S1の導入に必要となる機材を紹介いたします。
カメラを搭載するためのジンバル、予備バッテリー、収納ケース等、STEP1~8に分けて順番にご説明します。
商品をカートに入れて見積りを作成することもできますので、ぜひご利用ください。
STEP1 . 本体の付属品を確認しよう
まずは本体に何が付属しているか確認し、追加の構成を立てていきましょう。
下記の付属品リストでお分かりいただけるように、1回のフライトに必要最低限の内容になっています。
STEP2 . カメラの搭載に必要なジンバルを用意しよう
Airpeak S1にカメラを搭載するためにはジンバルが必要です。汎用的かつ映像制作に最適なGBL-T3、もしくは、産業利用に適した高精度な撮影をサポートする軽量かつ高解像度カメラの搭載に特化したGBL-PX1をご選択いただけます。
カメラ及びレンズは別途ご用意ください。
STEP3 . 十分なフライトに必要な予備バッテリー
バッテリーは大容量版のLBP-HM1と通常版のLBP-HS1の2種類が用意されており、通常版のみお得な10本セットもございます。
飛行時間(メーカーサイトより引用)
バッテリーパックLBP-HM1使用時
約30分(ペイロード無し時)
約20分(RTK-1、GBL-PX1、ILCE-7RM4A、SEL35F28Z搭載時)
約17分(最大ペイロード時)
バッテリーパックLBP-HS1使用時
約22分(ペイロード無し時)
約12分(最大ペイロード時)
※ 海抜0m地点、無風、巡航速度9m/s時
上記の通り、カメラを搭載した状態での飛行時間は大幅に短縮されます。
また、実際の運用を想定し、バッテリー残量を25%ほど残して通常版バッテリーで飛行させたところ、約8分10秒±10秒程度の平均飛行時間となりました。(*風のある屋外で社内検証した結果)
実際の運用を想定すると、予備バッテリーは必ずといっていいほど必要となります。
またバッテリーの充電時間は1個につき約1時間かかるため、複数のバッテリーを効率よく充電するためには、バッテリーチャージャーをいくつか予備で用意するか、次に紹介するバッテリーステーションがおすすめです。
STEP4 . 大量のバッテリーを運用するためのバッテリーステーション
2023年1月10日に新発売されたAirpeak S1専用のバッテリーステーションは、8本分のバッテリー充電 / 放電用スロットを搭載し、最大で4本のバッテリーを同時に充電可能。
Airpeak S1 送信機2台を同時充電可能な充電ケーブルを搭載しているほか、3箇所のシガーソケット充電口を設けているため、タブレットやカメラのバッテリーを充電することも可能です。
さらに、バッテリー残量20%からの充電時、約30分で90%まで充電し、満充電時よりも充電時間を短縮できる「QUICK」に対応。
Sony Airpeak S1 バッテリーステーション LBN-H1
STEP5 . デュアルオペレーションに必要な2台目の送信機
Airpeak S1は機体とカメラ、それぞれの操作を二人で分担するデュアルオペレーションモードを搭載しています。
難易度の高い撮影現場でも、互いの専門領域に集中して精緻なコントロールが行えます。
STEP6 . 高精度位置測位機能を付与するRTK GNSS受信機
RTK-1を機体に取り付けて使用することで、RTK GNSS(リアルタイムキネマティック全球測位衛星システム)による高精度位置測位が可能になります。GNSSでの数メートル単位での誤差に対し、RTKを採用することで数センチメートル単位の正確な測位により、高精度な点群や3Dモデルの作成が可能です。
STEP7 . 保管と持ち運びに必要なハードケース
Airpeak S1には収納ケースが付属していません。
段ボールと発泡スチロール製の梱包箱をケースとして代用することも可能ですが、耐久性には期待できないため、専用のハードケースで保管することをおすすめします。
+α . おすすめ商品
ドローンの離着陸時にプロペラの回転で巻き上げられる砂埃を防いだり、離発着地点を周囲に知らせる目的として使用します。
カメラやモーターに砂埃が侵入しにくくなり、機器を保護するためにも重要です。
こちらはAirpeak S1に最適な直径150cmのランディングパッドです。
Sony社初の空撮ドローン「Airpeak S1」に関して、当社はAirpeak取扱販売店として日々お問合せをいただいています。
製品構成のご相談も数多くいただきますので、この記事が参考になれば幸いです。