DJI 測量用ドローン専用の位置情報補正ソフトウェア
特長
- GCPなしでXY座標誤差5cm、Z座標誤差10cm以内を実現
- D-RTK2モバイルステーションの設置が不要
- 現場でのインターネット接続不要
DJI RTKシリーズ(Phantom 4 RTK、Matrice 210 RTK V2、Matrice 300 RTK)が予め備えた、PPK処理を行うためのファイルの自動生成機能により、RTKに比べてより高精度な測位情報の取得が可能になります。
■ソフトウェア対応製品
DJI(Phantom 4 RTK、Matrice 210 RTK V2、Matrice 300 RTK)
■PPK測位方式(後処理キネマティック方式;Post Processing Kinematic)とは
現地で取得したデータを電子基準局からの位置情報をもとに、後処理補正をかける測位方式です。ユーザーは「RTK」モードを使用せず、基地局との通信障害に伴う損失が一切無い完全な測位情報を収集することができます。
■ソフトウェアの特長
1.日本語対応
インターフェ―スは全て日本語に対応しているので、操作に迷うことなく直接的に扱うことができます。
2.後処理用補正情報自動ダウンロード機能を搭載
後処理に必要な仮想基準点情報について、飛行場所や時間をユーザー側で指定することなく自動的にサーバーから取得。補正情報一年間無償ダウンロードサービスが付帯します。
3.機体とGNSSアンテナ間の位置を高精度に補正
UAVが飛行中に傾斜する影響で、GNSSアンテナとカメラの中心およびジンバル間には、3次元的な位置の相違が発生します。機体のIMU情報を用いてこの差を補正し、各写真の正確なカメラ中心位置を決定します。
4.世界測地系から日本測地系への変換機能を搭載
デフォルトの座標値および楕円体高に対して、セミ・ダイナミック補正後の日本測地系(JGD2011)および、日本のジオイドモデル(GSIGEO2011)への変換に対応。変換後の値を使って3次元点群復元やオルソモザイク画像作成などの処理を行うことが可能です。
■ソフトウェア動作環境
- 動作保証OS:Windows7以降(Mac非対応)
- 入力データ
- 入力画像フォーマット:JPEG/入力シャッター信号フォーマット:MARK/補正情報:Rinexファイル
- 出力データ
- 後処理補正済み情報:CSVファイル、もしくは画像のExifファイルに上書き
■オプションのレンズキャリブレーションサービスでさらに高精度に
カメラのレンズには個別に歪みが存在します。レンズキャリブレーションサービスは、1台ずつ、特設フィールドで正確に調整を行っております。お手持ちのUAVやカメラをお預かりして調整することも可能な有償サービスですので、お気軽にご相談ください。
■ご購入後、インストールからご使用までの流れ
STEP1 ユーザー・製品登録
ご購入後翌営業日までにメールにてシリアル番号の送信と、GeoLink Japanユーザー登録についてご案内差し上げます。 ユーザー登録完了後、製品登録証を発行させていただきます。シリアル番号と製品登録証はこの後の作業で必要になりますので、大切に保管のほどお願いいたします。
代引き決済は不可となります。銀行振込の場合はご入金確認後にメールを送信いたします。
STEP2 ソフトウェアインストール
GeoLinkホームページより「【正規版】KLAU PPK-J Desktop for DJI RTK」 をダウンロードし、ファイルを保存します。ダウンロードしたファイルを開いてソフトウェアをインストールします。
STEP3 アクティベーションコード発行
ソフトウェアが立ち上がると、画面にアクティベーションウィンドウが表示されます。指示に従い、各項目必要な情報をご入力ください(このとき納品時にご案内したシリアル番号が必要になります)。入力が完了するとアクティベーションコードが発行されます。コードを入力し有効にすると、ソフトの使用が可能になります。ここまでお疲れ様でした!
※注意点
製品インストールからご使用までに、当社HPにて二度にわたって登録作業を行っていただく必要があります。ソフト上での電子基準局補正情報取得や、不正なソフトのDLを防ぐためにどちらも必要な工程になります。お手数ですが、ご協力のほどお願いいたします。